帰りの会で、「みんなに、お話したい人いますか?」
と、聞くと一番元気に「ハーイ!」と、手をあげてくれた
Kくん。前に出てきてくれ、「どうぞ。」と、言うと。
しばらく、じーっとして、それから「みんなと…」
「……淋しい」と、言ってくれました。
自分の気持ちをみんなに、話したいと元気に手をあげて
くれましたが、悲しい表情で。ポツリと、言ってくれた
ギャップが、お別れが、淋しいんだなー。と、
心に響きます。自分の気持ちを、しっかり伝えようとして
伝えられるのは素晴らしいな。と、感じました。
お母さんが、お迎えに来てくれても、まだ帰りたくない!と
泣いてしまいました。「お別れは、淋しいよね。元気にいっぱい遊んで
くれてありがとね。先生もお友達も、Kくんと、おんなじ気持ち
だよ。でもね、これからKくんには、新しいお友達との出会いが
待っていて、楽しいこともいっぱいあるからね。」と、話しましたが
「僕にはそんなのない。」と、お別れの淋しさで溢れる気持ちが
涙になって、ポロポロこぼれ落ちました。
きっと、Kくんにとって、人生で初めての出会った人との
お別れなのでしょうね。どうか、頑張って乗り越えて!
と、心から願うばかりです。Kくんから、何か大切な物をもらった
気がします。いつまでも純粋で優しいKくんでいてね!
ありがとう(*^^*)